さて、いきなり、反論も出るかとも思うが、私が思うのは、個人の消費と比較してだ。
私事ながら、数年前にマンションを買った。
マンション。それは、個人にとって大きな買い物だ。
だから、いろいろ調べたし、ほかの物件なども見た。
それにも、まして、勢いも必要だ。
でも、それでも、ある部分自分の判断を信じない部分もある。
それが、専門的な評価部分だ。
柱がどうだとか、耐震構造がどうだとか?
あとは、部屋の受け渡しでのチェック。
これは、素人目でもおかしいというところもあるだろうが、
やはり、プロの目から、仕上がりをきちんとチェックしてもらうことにした。
トイレなどの水回りの配管なども調べてくれるからだ。
こういった部分は、おかしなものを見せられ、そして説明を受けたら、おかしいとわかるが、
ただみて、それがおかしいのか、おかしくないのか?はよくわからない。
もちろん、業者はすべて、それが安全とか、問題ないということを言ってくる。
でも、結局は他との比較論であったり、コストとの相対論であったりする部分もあるので、
すべてが完璧とはいかないし、求めてもいない。
なので、やはり、プロのチェックが必要になり、お願いしたのだ。
このように、個人の消費でさえ大きなものは、そのように、消費者の立場のチェックはもとより、
プロの目から、提供者の立場(論理)からのチェックもしているのだ。
もちろん、そのためのコストも別に支払っている。
いわば、判断に対する保険料だ。
では、システムの発注の場合どうだろうか?
システムの発注者と、受注者の間にプロの目をいれないのはなぜだろうか?
「信じている」というとは、ここでいう、心理的なことを言っているのではなく、
契約的というか、手続き的というかの問題であるが、結果的に「信じている」と思う。
仮に、RFPの作成時と納品時を抑えられたら、防げるようなこともたくさんあることも見てきた。
なんで、こんなことも考えられていないの?というシステムが多すぎるからだ。
よくよく聞いたら、そんなことをお願いしていないとか、必要だと認識がなかったとか・・・
いい加減に結果が納品されてきたが、そこを説明された時に納得してしまったとか・・・
たとえば、自動車を個別に開発を仮に依頼するとしたら、仮にお客さんがブレーキの機能を求めなかっとしても、
絶対ブレーキの値段を入れてくるだろう。
ただ、システムの場合には、ブレーキがない時に、それをおかしいといってくれるかどうかは微妙だ。
ブレーキの機能が顧客側の運用側にある場合もあるので、システム提供側はそこまで教えてもらえなければ、
いらぬお節介をするかどうかになってしまうからだ。
でも、そのために、その後、膨大なコストをどちらかが背負うことになったり場合がよくある。
システムの発注と受注の間にも、そのようなシステムのプロの第3者の目が入ったほうがいいと思ったりするのだが、
どうしてそのようなサービスがないのだろうか?
顧客側に立った、システムのプロの目であれば、顧客も意見を言いやすいだろうし、
受注側も、自分たちに有利なようにごまかしているわけでなく、
本当にあるべき姿というのを言いやすくもなるだろうし・・・・
こういった、サービスが見つからないのはなぜなんでしょうか?
契約金のn%で請け負います。ってのがあってもいい気がするのですが・・・
と、たまに知人からの相談を受けていると、こういうのがきちんとサービスとしてあったほうが、
双方のメリットがあり、業界全体がよくなるのではないかと思うのでした・・・・


